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フランス留学

フランス留学の費用について

留学にかかる費用(90日を超える長期留学の場合)

日仏文化協会長期留学プログラムには、授業料、宿泊費(一部食費)、翻訳料、登録代行手数料、サポート費用などが既に含まれていますので、ご自身でご用意いただくのは往復航空券、行政手続き関連の費用、海外旅行保険、現地での生活費です。

航空券

直行便(日本航空、全日空、エールフランスの3社)の往復/1年間有効チケットは25万円程度からです。1年有効のチケットはその年や時期により提供不可であったり、年齢制限があるため、まずは各航空会社の諸条件をご確認ください。経由便の場合は15万円~25万円程度となります。長期間のご留学の方の場合は、復路の日程がまだわからず、とりあえず予約を入れておくというケースも多いため、復路の変更条件もしっかり調べてから購入しましょう。また預け入れ可能な荷物の重量も長期滞在の場合は重要です。
ご留学の期間が1年を超える場合には片道チケットを購入しましょう。取り扱っている航空会社が限定され一般的には割高となりますが、10万円~25万円程度を目安としてください。
ご希望の方にはご予算やご希望にあわせ、日仏文化協会の提携旅行会社からフライトのご提案もしております。

行政手続き関連

日本で申請するビザタイプにより申請料は異なりますが、学生ビザの場合はキャンパスフランスの手続き料金20,800円(日仏文化協会の留学プログラム費用には含まれております)と、領事部ビザセクションに50€相当の日本円を支払います。
また現地ではフランス入国から3ヶ月以内にオンラインによる移民局(OFII)申請を行う必要があり、クレジットカードで50€を支払います。
大学や大学付属語学学校、専門学校などの高等教育機関への登録を完了するために必要なCVEC負担金も、オンラインによる手続きでクレジットカードで年間負担金額100€を支払います。
(文中の金額は2024年4月現在の費用です)

海外旅行保険

期間や保険会社のプランによって料金が異なりますので、ご希望に合わせてお選びください。
保険料は1年間で20~30万円が目安です。
学生ビザを取得して渡仏する方の場合は、フランスの社会保険であるセキュリテ・ソシアルに加入することが義務付けられており、登録は2018年より無料となっております。また保険でカバーされる医療費は5~7割程度のため、という相互保険(mutuelle)の加入も必要でこちらは有料でプランにより異なります。
セキュリテ・ソシアルはCarte Vitaleという保険証が取得できれば、日本のようにほぼ病院や薬局であらかじめ払い戻し分を差し引いた金額を支払うだけで済みますが、カードを取得するまで時間がかかるため、少なくとも最初の1年は海外旅行保険に加入していくことをおすすめします。

生活費

市内移動のための定期は都市により条件や金額に差がありますが学生用は、パリでも1年で350€、地方都市だと200€台のところが多いようです。26歳以上の方の場合でも定期は一般的にお得です。
通信費は日本のような格安キャリアの場合は50 ~200GBのデータ通信費が10~20€/月のプランがあり、かなり節約できます。
食費はちょっと外食すると日本と比べても数倍と高いため、工夫のしがいがあります。ホームステイや寮など滞在スタイルにより食事が提供される場合でも、平日の昼は自分で用意することが一般的ですが、その場合はCROUSが運営する学食やカフェテリアが利用できる場合は3.5~5€程度と良心的な料金設定なのでぜひご利用ください。またランチは自分でサンドイッチや簡単なお弁当を作って持っていく方も多いです。
ステュディオなど一人暮らしで毎食、自炊をする場合はほぼ日本と同様とお考えください。計画を立てて値段を気にしながら食材を購入し、自炊する方の場合は月に200~300€の食費となります。
旅行はTGVやバス、飛行機などは日本と比べても年齢や早割の割引率が大きいので、留学中の時間があるときでないと廻れないようなところを計画を立てて旅行してみましょう。
TGV版のLCCともいえるOuigo(ウィゴー)ではパリ~トゥールーズ間が16€~、パリ~ストラスブール間が17€~、BlaBlaBusやFlixBusをはじめとする長距離バスは日本同様、利用者も増えています。長期でご留学する方々は、旅行予算を多めに取る方が多いようです。
お小遣いとして、交際費や生活必需品以外のちょっとしたものを購入するなどに使う費用は、日本でのお小遣い金額を参考にご準備ください。

無駄なことにはお金を使わずに質素な暮らしの中に小さな楽しみを見つけるのがフランス流。
彼らのライフスタイルも留学生活中に触れて学んでみましょう。