カナダ基本情報
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ビザ
カナダに留学する場合は就学許可証を取得します。ケベック州への留学は6ヶ月以内の就学期間の場合は許可証は免除されます。ただし2016年3月15日より、空路でカナダ入国をされる方は、事前にETA電子渡航認証が義務付けられておりますので(アメリカのESTAのようなものです。)事前に申請をお済ませください。申請はオンラインで申請できます。申請費用は$7で申請は下記リンクからになります。
http://www.cic.gc.ca/english/visit/eta-start.asp
カナダで合計6ヶ月を超えて勉強したい場合、公立の教育機関、または学位を授与する資格のある私立の教育機関でフルタイムの学生として就学し、その教育機関のキャンパス内で働きたい場合、履修コースに必須科目として実習プログラムが含まれている場合は就学許可証が必要となります(その場合はCAQも必要です)。
6ヶ月を超える就学の場合は、まずCAQ(Certificat d’acceptation du Quebec)と呼ばれるケベック州のイミグレーションの申請をしますが1ヶ月ほどかかる場合もあります。許可がおりそのCAQナンバーとともにオンラインにて就学許可証の申請をします。最終結果が出るまで1ヶ月かかるつもりでご準備ください。審査がとおり、許可が下りると通知書を受領し、カナダ到着後に許可証が発行されます。日本での手続きに、最低2ヶ月は必要となるため、早めに手続きすることをお勧めします。プランにより現地で就学許可証の延長が可能です。
ワーキングホリデービザ申請書受理時点で、18歳以上30歳以下の人が対象。最長1年までの滞在が可能です。2016年より参加資格の取得は抽選式となり、何回かに分けて応募後ランダムに招待状が送られ申請に進むことができるようになりました。ワーキングホリデービザ取得者は語学学校での履修期間は最大6ヶ月までに限られています。
なお、学生ビザやワーキングホリデービザを取得されるお客様は、ビザ発給許可レター(ビザではございません)にETAの取得番号が記載されておりますので、新たに申請する必要はございません。(ビザ発給許可レターにETA取得番号が必ず記載されてあるかどうかご確認ください。) -
気候
ケベック州のある東部は、四季がはっきりしていて夏は湿度も高く、高温になりますが、秋は爽やかな好天が続き場所によっては美しい紅葉が見られます。一方、冬、特に12月から2月は厳しい寒さが続き、この期間の平均最高気温はマイナスとなります。
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治安
ケベック州およびモントリオール市の治安は基本的に良好ですが、場所により夜間など危ない地域もあります。またスリ、置き引きなどの犯罪に巻き込まれることもあるので用心ください。ファスナーや被せるタイプのデザインなどの人が開けにくいバックを選ぶ、貴重品は滞在先のカギがかかる場所に置いておく、持ち歩く時は分散させて携帯する、紛失、盗難などに備えてクレジットカード情報、カード会社の連絡先を控えておくなどの予防策は考えておきましょう。その上で万が一被害にあってしまった場合には、現地スタッフに速やかに連絡するようにしてください。基本的には警察へ行き盗難証明書をもらいましょう。加入している海外旅行保険の対象となるものはその証明書を添付し申請します。 -
時差
国土が広大なカナダは国の中でも6つの時間帯に分かれています。ケベック州の場合、日本との時差はマイナス14時間で日本の正午は、前日の午後10時です。また3月の第2日曜日からは11月の第1日曜日までは夏時間となり、時差はマイナス13時間で、日本の正午は前日午後11時です。 -
電気
日本の電圧は100Vでカナダの電圧は110Vから120Vです。
差し込みプラグの形状は日本と同じくタイプAなので、100V-240Vと記載されている日本製の電化製品は基本的にそのまま使用できますが、120Vに対応していない電化製品をカナダで使用する場合には、120Vの変圧器をご利用いただくのが安心です。 -
交通
広大な国ゆえ、長距離の移動には飛行機が便利で主要空港から地方空港への路線が網の目のように張り巡らされています。また近距離の移動にはバスが基本で広範囲をカバーしています。モントリオール市内は地下鉄、路線バスが市内と周辺地域を走っており、地下鉄は4路線で色ごとに名前がつけられています。地下鉄もバスも均一料金で乗車できます。 -
郵便
基本的に日本の郵便局とシステムは変わりませんが、ドラッグストアやコンビニ内のPostal Outletで切手の購入ができるところもあります。主な郵便局は平日10~17時まで、土曜日に営業しているところは10~14時。日本までの郵便料金は定型30gまでが$2.5、1週間程度で届きます。日本へ郵便物を送る時は、宛名・住所は日本語記入で問題ありません。 しかし、赤ペンや大きな文字で目立つように“Air Mail”・“Japan”と書いておきましょう。 -
電話
公衆電話はほとんどがカード式でクレジットカードが利用でき国際電話もかけられます。日本にかける場合は国際電話コード(011)、国コード(81)、都市コードの(0)をとったナンバー、相手の電話番号となります。ちなみにカナダの国コードは(1)です。国内の電話は市内通話と長距離通話の2つに分かれ、市内通話の場合は市外局番は不要で、長距離通話の場合は、はじめに長距離通話識別番号(1)そして市外局番、電話番号をダイヤルしてください。 -
お金
通貨はカナダドル($)とセント(¢)。アメリカドルと区別するため、C$と表示することもあります。$1は100¢。硬貨は1¢、5¢、10¢、25¢、$1、$10で、紙幣は一般に流通しているのは$5、$10、$20、$50に限定され、$100、$500、$1000はほとんどみかけません。お金の持っていきかたは現金、各銀行発行の国際キャッシュカード、キャッシュパスポートなどの両替カード、クレジットカードの主に4パターンがあります。それぞれ長所、短所がありますので組み合わせて使用することをお勧めします。また万が一のことを考え、持ち歩く現金は少なめにし、複数の財布に分けて管理しましょう。長期でのご留学の場合は滞在資金を安全に保管するため、現地で銀行口座を開設することも可能です。