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第7期奨学生の留学体験レポート

 

第7期奨学生-小原様

 

小原様ファッションに興味を持った理由を聞かれると実は自分でも明確な答えがよくわからないのですが、小さいころから母親が良く洋服を作ってくれ、洋裁教室などにも連れて行かれたことがキッカケだと思っています。それで物心ついたころから「自分はこういう仕事をするんだ !」と思いこんでいたような気がします。初めて洋服を作ったのは小学6年生の時。簡素なズボンでしたが母親に印の付け方や縫う順序などを教わりながらミシンを踏んだのをよく覚えています。


それから10年、独学ではありますがいろいろな物を作っていくうちに、その夢はどんどん膨らみ続けて現在に至ります。幼いころから抱き続けていた夢を後悔のないように、自分自身のできる限りの力を注いで実現させたいと思っています。もちろん日本で勉強するという選択肢もありましたが、自分をもっと奮い立たせるような状況に置かなくてはだめだと思いました。言語・生活習慣の違う環境の中で一人で暮らしていくことで、まず自分自身と向き合い、精神的に成長すること、様々な面において自分を甘やかさないようにすることが、留学という選択をしたひとつの理由でもあります。

 
多くの国からなぜフランス、パリを選んだのかというと、やはりファッションの分野において世界で最も名声があり、人々を引き付け続けている場所であるからです。パリで勉強し、さまざまな刺激を得、さまざまな人と出会いを大切にしていくことは、今後どのような状況においてもファッションの世界で働きたいと願う以上非常に有益なことだと思います。

また、フランスにはファッションだけでなく様々な芸術文化が活発で、質の高い芸術作品に触れられることができます。滞在中にはそういったものを積極的に体験し、感性を磨くとともに、さまざまな知識・情報を積極的に摂取して自分の表現方法をより豊かにしていきたいです。

 

この留学生活が自分の将来に様々な可能性を広げてくれるよう邁進したいと思っています。