フランス留学体験談

第13期奨学生の留学体験レポート

 

～ランブイエ留学レポート～　青木遥様　松浦美咲様　

 

ランブイエ国際学院

3週間にわたり通ったランブイエ国際学院についてご紹介します。パリから急行で30分ほどの場所にあるランブイエは静かで、初めてフランスに滞在する私たちにとっては非常に過ごしやすい場所でした。研修校での授業は文法とコミュニケーションをバランスよく扱っており、習った文法事項をすぐに実践で使う機会があったことでフランス語をとても身近なものに感じられると同時に、もっとフランス語を学んでたくさんの人とコミュニケーションがとれるようになりたいと思うようになりました。

 

授業内でわからないところがあれば先生方がわかりやすい単語で丁寧にわかるまで教えてくれるので、とても助かりました。しかし、学校に通いたての頃は自分の意思表示を積極的に行うことができないことが何度かありました。日本では普段から強い意思表明をする習慣がないせいか、教室では英語圏出身の人に比べて自己主張をすることが少なかったです。それでも、話す機会が多く設けられている授業構成だったのでそうした中

ランブイエのクレープ屋さんにて

で少しずつ主張ができるようになっていきました。フランス語の上達以外にも、こうした点で成長できたと思います。研修校の生徒はドイツやスペイン、中国からの人々が多く、日本人は8月に入ると一気に増えたという印象でした。滞在は寮ではなく、学校から徒歩10分くらいのところにあるステュディオでした。学校から少し離れていますが、すぐ近くにおいしいクレープ屋さんやスーパーがあり、駅も近かったのでよかったです。

 

 

私たちはクラシック音楽とお菓子が好きで、フランスに強い憧れをもって留学をしたので、たくさん観光しました。交通費はかさみましたが、土日合わせて週４回はパリへ行きました。

＜行ったところ＞
＊パリ
ルーブル美術館、チュイルリー公園、オルセー美術館、シャンゼリゼ通り、凱旋門、
エッフェル塔、ノートルダム寺院、ショセタン・ラ・ファイエット、プランタン、
サンノトレ通り、ノートルダム寺院、サントシャペル、マレ地区、蚤の市、
ブリスドルで夕食、サンジェルマンデプレ　などなど　（のだめロケ地めぐりも少し）
＊ベルサイユ宮殿
＊モン・サン・ミッシェル（日本語バスツアーで行きました）

 

一番貴重な体験はノートルダム寺院でミサを聞いたことです。ステンドグラスもとてもきれいでした。また、サントシャペルのステンドグラスも圧巻でした。
しかしパリの店は８月になるとバカンスに行く人が多く、１か月ほど休んでしまう店があり、行ったらしまっていたということも多かったです。
モン・サン・ミッシェルはとてもきれいでした。バスで片道４．５時間かかりましたか、行くまでの車窓はみどりがいっぱいで、放牧されている牛や羊や馬などがいて、たいくつではありませんでした。

 

 

食べ物はどこも美味しく、日本食が恋しくなることもありませんでした。一番記憶に残っているのは、パリで時間つぶしに入ったカフェです。有名なカフェではないと思うのですが、地元の人と思われる人で賑わっていました。そこで食べたパン・オ・ショコラとコーヒーは本当に美味しく、びっくりしました。フランスでは有名なところでなくても美味しいのです。

 

今回の留学は、勉強というよりも観光が半分以上しめていましたが、存分に楽しめて、充実していました。パリは制覇した気分です。しかし逆にパリにこだわりすぎて、帰るころになってランブイエの街をあまり観光しなかったことに気が付き、ランブイエについては不十分でした。最後に行こうと思っていたパン屋さんも長期休暇に入ってしまったので。
次フランスに行くときはランブイエとパリ以外のもっと田舎なところへ行きたいです。